総務省の統計の中に不動産の空き家率が5年ごとに調査されて発表
されていますが、R5年には全国で900万戸を超える空き家があると
されています。
以下総務省の資料より引用
総住宅数のうち、空き家は900万戸と、2018年(849万戸)と比べ、51万戸の増加で過去最多とな
っており、総住宅数に占める空き家の割合(空き家率)は13.8%と、2018年(13.6%)から0.2ポイ
ント上昇し、過去最高となっている。空き家数の推移をみると、これまで一貫して増加が続いてお
り、1993年から2023年までの30年間で約2倍となっている。
空き家数のうち、「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」は385万戸と、2018年(349万戸)
と比べ、37万戸の増加となっており、総住宅数に占める割合は5.9%となっている。
都道府県別にみますと、広島県は143万戸から146万戸へと5年前から
3万戸も増えており、賃貸、売却や別荘等を除く空き家率が0.2%減で、
全体の空き家率が15.1%から15.8%と0.7%増加しています。
という事は賃貸や売却の空き家率の割合が増えているという事で、
賃貸は空いてもなかなか決まらない、売却もなかなか売れなくなって
きているという事ですね。少子化もあり、この傾向は続くものと思われ
ますので、お客様に選んでもらえるような方策を賃貸も売買も取って
いかないとなかなか商売として難しくなっていきそうです。
新築以外の物件については綺麗にする、設備を充実させるのは当たり前で、
その他にも何かストロングポイントを付けていかないと選ばれない世の中
になっていくようです。今後も世の中の動向を見ながら、アンテナを張って
いかねばと思います。空き家で困り事やご相談のある方は個別にご相談に
のりますのでお気軽にご連絡ください。